2017年05月
「社員総会 議事録」
第二回ホロフェスが4月17日開催されました。
改めてその際にお話した方針について文字(随分加筆します)で追っていきたいと思います。
~2016年度に振り返り~
昨年は各事業所で「つながりつなぐ」を全社テーマに、様々な活動が現場主体で行われてきました。
それまでも自然発生的に「お客様とのつながり」「生産者とのつながり」「地域とのつながり」といった取り組みは行われていたと思います。
さらに昨年度は「つなげていく」というテーマを強く意識して、その思想を起点にして各人が意識的に取り組み始めた、その成果や効果、
またその手ごたえを皆で共有出来始めたのではないでしょうか?
今後、この下記図にあるような取り組みをさらに活発化し、量産していくこと、そしてしっかり記録に残し、記憶にとどめておくことで、
セトレの本質を極めていくことになるのだと思います!
何よりも、現場に居るひとりひとりが「つながりつなぐ」というテーマを主体的にとらえ、自発的に活動していくことが本格的にスタートできた
1年だったのではないかと実感しています。
~2017年度ビジョン!~
さて、この下記図からもありますようにホロ社の本業は「ホテル運営」であります。
つまりここの図でいえば「営業部門」です。
その運営現場から上がってくる収入によって経営が成り立っています。
そしてその運営価値が上がってくることが経営の幹を強くすることは言うまでもありません
そんな前提背景の中、今期、力を入れていこうとしていることがこの「企画部門」です。
昨年から色々と取り組んでおりますが、今期はそれをもっと体型づけていきたいと考えています。
組織図的には「営業部門」「企画部門」となっていますが、これは別々の目標で行うことではありません。
日々の集客、稼動、収入を上げていくために効果的な企画や取り組み、PRや販促を高めていくための「ソフト力!」を
最大化していくために企画部門を強化します。
一方で、その企画を生み出すためには「土俵」ないしは「装置」、すなわち「ハードの力=施設の力」や「運営現場の力」があることが肝心です!
日々の運営現場の活動であるリアリティ(現実性)から様々な企画を生み出していく土壌になるわけです。
従って「営業部門×企画部門」のように掛け算になることでホロ社の価値が最大化する、その副産物?として様々な外部からのサポートを請け負う
「業務支援部門」が新たな価値としても生み出されてくるのです。
さてその「企画」ですが今期、ここを全社的に強化していくという話しです!
(というか、これまで力を入れられていなかったことです)
昨年来から「セトリズム」というレターやサイトを発行しています。
http://setrism.com/
またアンバサダーといういわゆる「セトレ応援団」を組成して様々な発信を行っています。
また、セトレロールや(姫路の)入浴木、またエコバックなどオリジナル商品をつくって販売を始めたりしています!
まさに、これら「媒体」「会員」「商品開発」といった3つの活動を強化していくということです。
勿論言うまでもなくその基点・軸になっている「外せないキーワード!」は、
それが「つながりつなぐ活動につながっているのか!?」
ということです。
それは何と何がつながっているのか? は言わずもがな・・・
「お客さんと私達」
「地域資源と私達」
「お客さん同士」
「お客さんと地域資源」
「私達同士」
この5パターンのいずれか(ないしは全て)がつながっているかどうかが活動の基準です!
「媒体」では「セトリズム」という形でセトレを取り巻くつながりを紹介しています。
ガーデンシティでも会報誌という形で「会員様とGC」をつなぐ紹介をしています。
年初に資本業務提携をした「兵庫食べる通信」は「つくるひとと食べるひと」を繋げるというコンセプト、またその活動に共感し、経営に参画しました。
これらの活動が充実してくれば自ずと、それは共感してくださる人が増えるはずです!
そこでその共感の輪が増えれば、自ずと読者が増え、当然読者が増えれば「広告」を取ることが出来ます、、、換言すると、
この媒体ツールの作成費用をまかなえる収入を得ることが出来るはずです!
そこまで追求していくことが今年のテーマです!
勿論そうなれば、経費の削減になるわけですから、現場経営の安定にもつながります。
「会員」では、これはまさにガーデンシティクラブの会員制度、またはコミッティというシステムがサンプルです!
何度も繰り返し言っていることでもありますが、「会員制度」は「制度ありき」では絶対に成り立ちません!(制度をつくれば会員が増えるわけではありません)
会員的になりたい人が集まってきて、つまり、ファンやサポータの類の方々が増えてきて、はじめて制度という秩序が出来上がるものです。
その順番は決して逆になってはいきません。
セトレではアンバサダーという取り組みを昨年から行っていますが、彼(女)らから現段階、会費を取ることは勿論、無理やり宣伝的な発信を依頼してはいません。
また拙速にそのメンバー(仲間)を増やそうとしてもいません。
アンバサダーは、セトレの応援団でなくてはいけません、かつ、その応援メッセージを自身のお仲間に発信し、拡散してくださるような方でなくてはいけません!
共感によって拡散したくなるようなコトをアンバサダーの方々と共有する活動を行っています
だから「そのような方(人)を探す」というより「そのような関係性を築く」ことが重要だと思います。
なんていっても「そのような方」はおカネでは動いてはくれません!
共感が何より大事です!
この共感の輪、ないしは絆が強くなることで自然にその輪は広がるでしょう。
(親友がそんな簡単に出来ないのと同じです)
そしてその輪が広がれば、必然的に会員的な秩序が出来上がってくるのだと思います!
それが出来上がるあかつきには「会費」というある意味、安定収入というビジネスモデルが築けるのだと思います!
「商品開発」では、
今まさに現場で日々お客様からの声、ないしはお客様からのよい声をいただく、また共感してもらえるために自社サービスや
商品を生み出そうとしてくれていますが、それを「カタチにする」ことが「商品」という「商材」(売り物)です。
その商材も、お客様の共感や、つながりから編み出されたものです!
それを自社ブランドとして物販につなげていく
物販といえば、モノを売り、流すという商売ですから、私達のやっている対面接客業とは少し異なります!
しかし、私達はお客様や地域資源から発生したサービスを「モノ」に変えていこうとしているわけですから、そこに物語があるわけです!
それを物販というカタチで販売していく
つまり、共感をカタチにして記憶や記録に残してもらえるようにすることがこの物販を事業化していくことの意義です。
そんなビジネスもやっていきたいと思っています!
私達の収益源は「運営現場から日々上がってくるもの」ですが、それを補完していく上で、
媒体発行から生まれる「広告収入」
会員システムから上がってくる「会費収入」
商品開発をすることで生まれてくる「物販収入」
それら新たな3つの収益源を生み出せるような礎を今期築き上げたいと考えています!
全く、今行っている皆さんの現場活動(営業・企画・支援それぞれの・・・)と無関係なことはなにひとつありません!
全て「5パターンにつながりつなぐ活動」を繰り返すことで自然に生みあがってきます
従って、これまで通りの動き、もっと言えばこれまで通りに動きを繰り返し、意識を高めてみることで簡単に実現出来てしまうビジネスモデルです!
昨年皆さんが続けてくれた「つながりつなぐ活動」を今年度も継続して、より磨き高めること、
そして、その活動を通じて「カタチ」や「モノ」にしていく取り組みが今年度の大きなテーマです!
ビジネスモデルになるところまで一足飛びにいくとは思っていません!
思ってはいませんが、全社の意識を合致させる、そしてセトレロールのような自主発生的にモノが生まれてくる風土を築きたいと思っています!
是非今期も宜しくお願いします!2017年5月